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花言葉は「私を忘れないで」
そしてもうひとつ、「真実の愛」
可憐な勿忘草はヴィクトリア朝のイギリスで特に好まれ、愛されたお花
ジュエリーのモチーフとしても多くの作品が生み出されました
花びらだけでなく葉も入れた花全体の場合通常はワンピースとして描かれているのに対し、
こちらのリングは葉と花がツーピースにセパレートされていて、
とてもユニークなアシンメトリー(左右非対称)なデザインです
デフォルメされた葉の部分はクロス(十字架)のようにも見えます
髪を入れていたであろうロケットや、メッセージなども無いので断言はできないのですが、
もしこの葉の外周部に四つ刻まれたのが「T(タウ)十字」を意味するものなら、
とても敬虔であったクリスチャンの方を悼んで作ったモーニングジュエリーかもしれません
あるいはT十字を好み、自らの修道会にかかげた聖フランチェスコ(アッシジのフランチェスコ)にならい、
自らの信仰を表すものとして作らせた指輪ものかもかもしれません
聖フランチェスコはイタリアの守護聖人でありますので、
この指輪をあつらえた人は住んでいた、
もしくは聖地巡礼などでイタリアにゆかりのある人だった可能性もあります
確かめる術は今となってはありませんがこのように想像できるのはアンティークならではの楽しみです
瑪瑙(めのう)と呼ぶよりAgate(アゲート)と呼びたい
特徴的なその「模様」からはイメージがつかないのですが、
アゲートは本質的には水晶と同じ仲間です(どちらも結晶化した二酸化ケイ素)
アゲートの特徴的な外観は水に溶けた二酸化ケイ素が岩の割れ目や岩石の中の空洞に沈殿して形成される際に、
内部にいろいろな他の鉱物が入り込むことによって起こり、
外観によって呼び名まで変わってきます
モスアゲート、レースアゲート、オニキス、サードニクスetc
アンティークでモスアゲートは模様を樹木に見立ててリングやブローチに自然の絵画のようにセットし、
オニキス(黒のイメージですが原石は黒と白の縞模様です)は古くからカメオが作られてきました、
また入り込んだ空洞の形や、二酸化ケイ素の沈殿の仕方によっても内部の構造に微細な違いが生まれ、
模様の無い無地のものはカルセドニーと呼ばれます
大きな原石で採れることもままあるので観賞用のオブジェとしても良いのですが、
硬度は6.5〜7と意外に(?)硬いので宝飾品としてどんどん身につけてほしいです
勿忘草のアンティークリング
アゲートで勿忘草を描き上下左右にシードパールをセット
シャンクのデザインも実に見事です
イギリス(バーミンガム)、1872年
15金でサイズは11.5号になります(こちらはサイズのお直しはおそらく難しいです)
写真だとちょっと彫りがきつい印象を持たれるかもしれませんがとてもかわいい指輪です
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