オーストリア=ハンガリー帝国、1880年頃
ピンクサファイア、サファイア、シルバー、エナメル
使われている宝石は全てサファイア(ピンクサファイア)です。色のバリエーションが豊富なサファイアらしく彩りも華やかです。
サイズは全長約25.5cm、ペンダントヘッドのサイズは縦約4.5cm×横約3cmです
天使をモチーフにしたルネッサンスリバイバルのネックレスです。いにしえの時代への憧れは現代に限らずいつの世にもあったのでしょう。19世紀後半のヨーロッパは一種のリバイバルブームで、ジュエリーにおいてもルネサンス時代の装飾品からデザインのモチーフを得たり、失った技術をよみがえらせることに情熱を燃やしていたのです。
状態は良好で、ペンダントヘッド、チェーン、共にしっかりしており、普段遣いはもちろん、とっておきのお洒落の時にもぜひ楽しんでいただきたいです。ダメージがあるように見えるかもしれませんが、エナメルの剥離もありません。これは一種の演出で、作られた当時から見ても相当の昔であるルネッサンスを意識し、あえて精巧に作りすぎずていないからです。
世界にひとつしかない、かわいい天使のネックレス。
誰かと同じものを持っていたくないあなたへ。